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『T-Crossのライトって、グレードで何が違うの?』『デイライトは消せる?』。ライトまわりは、気になり出すと調べることが多いですよね。
結論から言うと、VW T-Cross(ティークロス)の現行型は全グレードがLEDヘッドライトで、TSI StyleとTSI R-Lineには上位のLEDマトリックスヘッドライト“IQ.LIGHT”が付きます。LEDなので、昔のように電球だけを替える作業は基本的にできません。
この記事を読めば、グレードごとのライトの違いと、設定や交換で知っておきたいことが分かります。
グレードでライトはどう違う?
現行型(2024年10月発売のマイナーチェンジ後)の公式主要装備表をもとに、ライトまわりの違いをまとめました。
| 装備 | TSI Active(Essential含む) | TSI Style | TSI R-Line |
|---|---|---|---|
| ヘッドライト | LEDヘッドライト | IQ.LIGHT(LEDマトリックス) | IQ.LIGHT(LEDマトリックス) |
| ハイビームの自動切り替え | ハイビームアシスト | ダイナミックライトアシスト | ダイナミックライトアシスト |
| コーナリングライト | なし | スタティックコーナリングライト | スタティックコーナリングライト |
| オールウェザーライト | なし | あり | あり |
| テールランプ | LEDテールランプ | ダイナミックターンインジケーター付 | ダイナミックターンインジケーター付 |
| インテリアアンビエントライト | なし | あり | あり |
| デイタイムランニングライト | 全グレード標準 | 全グレード標準 | 全グレード標準 |
| オートライト・リヤフォグ | 全グレード標準 | 全グレード標準 | 全グレード標準 |
IQ.LIGHTは、T-Crossでは2024年のマイナーチェンジで初めて採用されたものです(公式リリース 2024/7/3)。前の車をよけるように光の当て方を細かく変えてくれるので、ハイビームのまま走れる場面が増えます。
価格で比べると、TSI Activeが339.9万円、TSI Styleが373.4万円です(メーカー希望小売価格・税込・2026年1月1日改定後)。この差の中に、IQ.LIGHTやシートヒーターなどが入っています。グレード全体の違いはグレード一覧とどれを選ぶかで見られます。
夜道や郊外をよく走るなら、IQ.LIGHTの付くTSI Style以上が便利です。街乗り中心なら、TSI ActiveのLEDヘッドライトとハイビームアシストでも困ることは少ないはずです。
デイライトやライトは消せる?
『デイライトがずっとついていて、消し方が分からない』という声はよく聞きます。
デイタイムランニングライトは、昼間に周りから車を見つけてもらいやすくするための灯火です。T-Crossでは全グレード標準で、エンジンをかけると自動で点くのが基本です。
デイライトのオン・オフをインフォテイメントやメーターの設定で切り替えられるかは、年式やソフトウェアのバージョンで違うことがあります。設定画面の「ライト」や「車両」の項目を見て、無ければ取扱説明書で確かめてください。
ヘッドライトについては、オートライトが全グレード標準です。夜になると自動で点き、明るくなると消えます。
- ライトスイッチが「AUTO」になっているか
- ハイビームアシスト(またはダイナミックライトアシスト)がオンか
- 室内灯がドアの開閉で点く設定になっているか
- アンビエントライトの明るさと色(Style・R-Line)
- カミングホーム・リービングホームなど、乗り降りの時に照らす機能の設定
ハイビームアシストやダイナミックライトアシストは、前のカメラで周りの明るさや車を見て働きます。フロントガラスの上のあたりが汚れていたり、雪や霜がついていたりすると、うまく働かないこともあります。
『ハイビームに切り替わらない』と感じた時は、まずガラスのカメラ付近がきれいかを見てみてください。それでも働かない時は、設定がオフになっていないかも確かめましょう。
ここが大事なところです。デイライトやヘッドライトの点き方を、配線やコーディングで変えるのはおすすめしません。保安基準に合わなくなったり、保証の扱いに影響したりすることがあるからです。
カスタムの話はカスタムの定番と保証への影響で書いています。
アンビエントライトはどう使う?
TSI StyleとTSI R-Lineには、インテリアアンビエントライトが付いています(現行型・公式主要装備表)。夜の車内で、ダッシュボードやドアのあたりをやわらかく照らす灯りです。
明るさや色は、インフォテイメントの設定から変えられることが多いです。「夜は少し暗めにしたい」「青っぽい色が好き」など、自分の好みに合わせてみてください。
「この色、落ち着くね」「明るすぎると窓に映るから、もう少し暗くしよう」。こんなふうに、乗る人の好みで調整すると夜のドライブが楽しくなります。
TSI Activeには付いていないので、アンビエントライトが欲しい方はグレード選びの段階で考えておきましょう。内装の質感の違いは内装は安っぽい?グレード別の質感もどうぞ。
ヘッドライトやテールのLEDは交換できる?
LEDのヘッドライトやテールランプは、電球だけを替えるのではなく、ユニットごと交換するのが基本です。LED自体は長もちしますが、点かなくなった時の修理は大きくなりやすいんです。
| 部品 | 交換のしかた | 修理の大きさ(目安) |
|---|---|---|
| ヘッドライト(LED・IQ.LIGHT) | ユニットごと交換 | 部品代が高く、大きめになりやすい |
| テールランプ(LED) | ユニットごと交換 | 中くらい〜大きめ |
| リヤフォグ・ナンバー灯 | 年式で電球かLEDか違う | 電球なら小さめ |
| ルームランプ | 年式で電球かLEDか違う | 電球なら小さめ |
IQ.LIGHTは、細かく光を制御する分、部品の値段も上がりやすいと言われます。ユニットの交換は数万円から、場合によっては十数万円以上になることもあり、車の状態と部品の値段で大きく変わります。輸入車の部品代の考え方は、修理費の目安と輸入車の部品代・工賃が参考になります。

飛び石やぶつけた時のライトの割れを、そのままにしておくこと。中に水が入ると、点かなくなったりくもったりします。車両保険が使えるかも含めて、早めに相談しましょう。
ライトの光軸がずれていると感じたら
『最近、夜道が見えにくくなった』『対向車にパッシングされる』。そんな時は、ライトの向き(光軸)がずれているのかもしれません。
荷物をたくさん積んだ時や、タイヤやサスペンションを替えた後は、光軸が変わることがあります。光軸の調整は車検でも見られるところなので、気になったらディーラーや整備工場で見てもらいましょう。
ルームランプやナンバー灯をLEDに替えたい時
『ルームランプをもっと明るくしたい』という方も多いですよね。電球タイプのルームランプなら、カバーを外して自分で替えられることがあります。
- ライトをオフにして、ドアの開閉で点かない状態にしておく
- カバーのすき間に、布を巻いた内張りはがしを差し込む
- ツメを外すようにして、カバーをそっと取り外す
- 中の電球の形と大きさを確かめ、同じ規格の物を用意する
- 新しい電球を差し込み、点くか確かめてからカバーを戻す
ルームランプの形や電球の規格は、年式で違うことがあります。外してみたらLEDのユニットだった、ということもあるので、先に取扱説明書で確かめておきましょう。
社外のLED電球に替えると、極性(向き)が合わないと点かないことがあります。点かない時は、向きを逆にして差し直してみてください。また、警告灯が点く場合は、車が玉切れと判断していることもあります。
- 車内やナンバーがはっきり明るくなる
- 電球より長もちしやすい
- 費用は比較的手ごろ
- 向きが合わないと点かないことがある
- 玉切れの警告が出ることがある
- 色や明るさで車検に通らない物もある
ナンバー灯は白色であることなど、保安基準で決まりがあります。色付きの物や、まぶしすぎる物は選ばないようにしましょう。
中古のヘッドライトを使う時の注意点
ぶつけた後の修理で、中古のヘッドライトを探す方もいます。費用を抑えられる一方で、気をつけたい点がいくつかあります。

- 2024年のマイナーチェンジの前の型か、後の型か
- LEDヘッドライト用か、IQ.LIGHT用か(グレードで違う)
- 左右どちら用か
- レンズのくもりやキズ、取り付け部分の割れがないか
- 取り付け後に、光軸の調整や設定ができるお店か
マイナーチェンジでは灯火類のデザインが変わっています(公式リリース 2024/7/3)。前期と後期では、見た目も中身も違う物と考えておきましょう。前期の中古車については、前期の中古と後期の違いでくわしく書いています。
IQ.LIGHTは、取り付けた後に車側での設定が必要になる場合があるとされます。中古部品を使う時は、取り付けまで頼めるお店かどうかを先に確かめておくと安心です。
故障しやすい箇所の全体像は故障しやすい箇所と修理費の目安、これから買う方はトップの値引き相場と交渉の順番もどうぞ。
よくある質問
TSI ActiveのライトをIQ.LIGHTに替えられますか?
ヘッドライトだけでなく、配線や制御の設定も関わるため、後から替えるのは簡単ではありません。IQ.LIGHTが欲しい方は、TSI StyleかTSI R-Lineを選ぶのが確実です。
デイライトを消して走っても大丈夫ですか?
デイライトは周りから見つけてもらいやすくするための装備です。設定で消せる場合もありますが、無理に配線をいじるのはやめておきましょう。
ヘッドライトがくもってきました。どうすればいい?
表面の黄ばみなら、専用のクリーナーやコーティングで改善することがあります。内側がくもる、水滴がつくといった時は、ユニットの点検を受けてください。
テールランプの片側だけ点きません。
LEDのテールランプは、ユニットごとの交換になることが多いです。車検に通らなくなるので、早めにディーラーや整備工場で見てもらいましょう。
フォグランプはどうやって点けますか?
T-Crossはリヤフォグが全グレード標準で、ライトスイッチから点灯します。TSI StyleとTSI R-Lineには悪天候向けのオールウェザーライトもあります。くわしい操作は取扱説明書で確かめてください。
ヘッドライトの修理に車両保険は使えますか?
飛び石や事故で割れた場合は、契約の内容によって使えることがあります。保険を使うと翌年の保険料が上がることもあるので、修理の見積もりと比べてから決めましょう。
まとめ
- 現行型は全グレードLEDヘッドライト。TSI StyleとTSI R-LineはIQ.LIGHT
- アンビエントライトとダイナミックターンインジケーターはStyle・R-Lineのみ
- デイライトとオートライトは全グレード標準。設定で変えられるかは年式で違う
- LEDのヘッドライトやテールは、ユニットごとの交換が基本で修理は大きめ
- ルームランプは電球タイプなら自分で替えられることもある
- 中古ヘッドライトは、前期か後期か、IQ.LIGHT用かを先に確かめる





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