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VW T-Cross(ティークロス)の中古を探し始めたものの、年式もグレードもいろいろあって『どれを選べばいいの?』と迷っていませんか。
結論から言うと、T-Crossの中古は「2024年10月より前の前期か、それ以降の現行か」で装備が大きく分かれます。価格を抑えるなら2021年以降の前期、装備を重く見るなら現行が狙い目で、走行距離は年1万km前後の個体から選ぶと失敗しにくくなります。
この記事を読むと、年式・グレード・走行距離の3つで、自分に合うT-Crossの中古を絞り込めるようになります。
VW T-Crossの中古はまず「前期か現行か」で分ける
T-Crossは日本では2019年11月27日に発表され、2020年1月28日に発売されました。その後、2024年10月1日にマイナーチェンジ後のモデルが発売されています。
中古ではこの2つが混ざって売られているので、最初に分けて考えるのが近道です。
| 項目 | 前期(2020年1月〜2024年) | 現行(2024年10月〜) |
|---|---|---|
| 全長×全幅×全高 | 4,115×1,760×1,580mm(R-Line 4,125×1,785×1,580mm) | 4,140×1,760×1,580mm(R-Line 4,135×1,785×1,580mm) |
| エンジン | 1.0L直列3気筒ターボ 116PS/200Nm | 1.0L直列3気筒ターボ 116PS/200Nm |
| 変速機・駆動 | 7速DSG・FF | 7速DSG・FF |
| WLTC燃費 | 16.9km/L | 17.0km/L |
| Travel Assist | 全グレード標準ではなかった | 全グレード標準 |
| IQ.LIGHT・シートヒーター | 改良前は採用なし | Style・R-Lineに標準 |
| 主なグレード | TSI 1st/1st Plus、TSI Active/Style/R-Line、Copper Style | TSI Active/Style/R-Line |
エンジンと変速機、駆動方式は前期も現行も同じです。『じゃあ何が違うの?』というと、運転支援と灯火類、内装の質感なんですね。
走りの骨格は前期も現行も同じなので、前期を選んでも走りで大きく損をすることはありません。運転支援やシートヒーターが欲しいかどうかで、前期か現行かを決めてみてください。
改良でどこが変わったかの詳しい話は2024年マイナーチェンジで変わった点にまとめています。

狙い目の年式はどれ?
前期の中でも、年式によって中身が少しずつ違います。新車の時の価格と合わせて並べてみます。
| 時期 | 主な出来事 | 新車価格(税込) |
|---|---|---|
| 2019年11月発表・2020年1月発売 | 導入記念 TSI 1st/TSI 1st Plus | 299.9万円/335.9万円(公式) |
| 2020年12月 | 一部仕様変更。Discover Media・Active Info Displayを標準化 | 301.9万円/337.9万円(公式) |
| 2021年3月 | カタロググレード TSI Active/TSI Style 発売 | 約278万円/約303万円(メディア情報) |
| 2021年5月 | TSI R-Line 追加 | メディア情報 |
| 2023年9月 | 特別仕様車 Copper Style | 約387万円(メディア情報) |
| 2024年10月 | マイナーチェンジ後の現行モデル発売 | 現行 TSI Active 339.9万円(2026年1月1日改定後) |
価格を抑えたい人は2021年以降の前期
価格を抑えたい人には、2021年以降の前期が候補になります。カタロググレードがそろい、TSI Active・TSI Style・TSI R-Lineから選べるようになった年式です。
2020年のTSI 1st系は年式が古い分だけ安くなりやすい一方、2020年12月の一部仕様変更の前か後かで装備が違います。『1stと1st Plusは何が違うの?』という方はT-Cross前期の中古とTSI 1stの違いで詳しく見てみてください。
装備を重く見る人は現行の2024年10月以降
全グレード標準のTravel Assistや、Style以上のIQ.LIGHT・シートヒーターが欲しいなら、2024年10月以降の現行モデルです。
現行の中古は新車保証(3年・走行距離無制限)の残りがある個体が多いのも安心な点です。ただし価格は前期より高くなるので、新車や未使用車とも比べておきましょう。比べ方はT-Crossは新車と未使用車どちらが得かで書いています。
- 欲しい運転支援が前期のグレードに付いているか確かめる
- 冬にシートヒーターが要るか考える
- 新車保証が残っているか、初年度登録の年月で確かめる
- 現行の中古と新車の支払総額の差を出してみる
走行距離はどれくらいまでが目安?
走行距離のよくある目安は、1年あたり1万km前後です。例えば2021年式なら、2026年時点で5万km前後が平均的なところです。
| 走行距離 | 考え方 |
|---|---|
| 年5,000km未満 | 状態は良いことが多いが、価格は高め。長く動かしていない期間がないか確かめる |
| 年1万km前後 | 平均的。整備記録がそろっていれば選びやすい |
| 年1.5万km以上 | 価格は下がりやすい。消耗品の交換歴を確かめる |
| 合計10万km超 | 正規ディーラーの認定中古車の対象から外れる |
『走行距離が少ないほど良いんでしょ?』と思いますよね。実は、少なすぎる車も注意が必要なんです。

長く動かしていない車は、バッテリーやタイヤ、ゴム部品が傷んでいることがあります。距離の数字より、点検整備記録簿で定期的に整備されてきたかを見るほうが大事です。
7速DSGやターボ付きエンジンは、オイル交換などの整備の積み重ねが状態に出やすい部分です。整備記録が無い車は、納車前にどこまで点検・整備してくれるかを書面で確かめておきましょう。
長く乗るためのメンテナンスの目安はT-Crossは何年・何万km乗れる?で見ています。
中古で選ぶならどのグレード?
中古で選べるグレードは年式によって違います。前期のカタロググレードと現行のグレードを比べると、名前は同じでも中身が違う点に気をつけてください。
| 選び方 | おすすめの見方 |
|---|---|
| 価格を最優先 | 前期のTSI Active。ナビの有無と運転支援を確かめる |
| 装備と価格のバランス | 前期のTSI Style、または現行のTSI Active |
| 見た目と装備を重視 | TSI R-Line。タイヤは18インチで乗り心地は硬めになりやすい |
| 冬の快適さを重視 | 現行のTSI Style以上(シートヒーター標準) |
現行のナビについても知っておきたいところです。現行の標準「Ready 2 Discover」はナビ機能がなく、Apple CarPlay・Android Autoで使う仕組みです。純正ナビ「Discover Pro」はオプションなので、中古では付いている個体と付いていない個体があります。
グレードごとの装備の違いはT-Crossのグレード一覧で確かめられます。
色で選ぶ時に知っておきたいこと
中古では、今の新車では選べない色にも出会えます。前期にはマケナターコイズメタリックやエナジェティックオレンジメタリックなどがあり、これらは現行のカラーには入っていません。
現行の公式資料では、ボディカラーは全7色です。『好きな色だけど、売る時に不利にならない?』と気になる方もいるはずです。
色による売値の違いはT-Crossのリセールバリューでまとめています。乗りたい色と、手放す時の値段のどちらを優先するか、先に決めておくと迷いにくくなりますよ。
福岡など地域で探す時に気をつけたいこと
『近くに在庫が少ない』という時は、地域を広げて探す方も多いはずです。例えば福岡で探す人なら、九州全体や本州まで広げると選べる台数は増えます。
ただ、遠くの店で買う時は、近くで買う時と違う手間がかかります。
- 陸送費と登録の手続き費用が支払総額に入っているか確かめる
- 現車を見に行けない時は、写真と動画で傷や内装を細かく送ってもらう
- 販売店の保証が、地元の整備工場でも使えるか確かめる
- 地元のフォルクスワーゲン正規ディーラーで点検を受けられるか確かめる
正規ディーラーの認定中古車なら、保証とロード・アシスタンスが付くので遠方でも安心しやすくなります。認定中古車の中身はT-Crossの認定中古車は高い?で詳しく見ています。
中古のT-Crossを買う前の最終チェック
ここまでで年式・走行距離・グレードが決まったら、最後に個体の状態を確かめます。
- 車検証で初年度登録の年月と型式を確かめる
- 点検整備記録簿でオイル交換などの履歴を見る
- 修復歴の有無と、直した場所の説明を聞く
- エンジンをかけて、メーターの警告灯が全部消えるか確かめる
- 試乗で低速・発進・坂道の動きと、段差の突き上げを確かめる
- タイヤの残り溝と製造年、スペアタイヤの有無を確かめる
- 支払総額と保証の範囲を書面でもらう

T-Crossのスペアは、テンポラリースペアタイヤが標準です。荷室の床下に積まれているかも見ておくと安心ですよ。
荷室を見るついでに、後席の前後スライドと60:40の分割可倒も動かしてみてください。荷室は455L、後席を倒すと最大1,281Lあり、ここがスムーズに動くかで前のオーナーの使い方が少し見えてきます。
中古が安く見える理由と、避けたい個体の特徴はT-Crossの中古はなぜ安い?でまとめています。
予算の決め方
中古の予算は、車両価格だけでなく「買った後の1年目の出費」まで入れて考えるのがおすすめです。T-Crossは1.0Lなので自動車税(種別割)は年25,000円、燃料はハイオクでタンクは40Lです。
輸入車は部品代が高くなりやすいので、修理の予算も少し残しておきましょう。維持費の全体はT-Crossの維持費は年間いくら?で見ています。
在庫を年式・走行距離・地域・支払総額で絞り込んで比べるなら、中古車ポータルで条件をそろえて見るのが早いです。
新車も比べたい方はT-Crossの値引き相場と交渉の順番、売る時の値段を考えておきたい方はT-Crossのリセールバリューも読んでみてください。
よくある質問
VW T-Crossの中古で狙い目の年式は?
価格を抑えるならカタロググレードがそろった2021年以降の前期、装備を重く見るなら2024年10月以降の現行が候補です。前期と現行でエンジンや変速機は同じなので、運転支援やシートヒーターが要るかで決めてみてください。
中古のT-Crossは何万kmまでなら大丈夫ですか?
年1万km前後が平均的な目安です。距離の多さより、点検整備記録簿で定期的に整備されてきたかを重く見るのがおすすめです。正規ディーラーの認定中古車は10万km以内が対象です。
前期と現行は見た目で見分けられますか?
見た目でも灯火類やバンパーが違いますが、確実なのは車検証の初年度登録の年月です。2024年10月以降に登録された車が現行モデルの目安になります。
中古のT-Crossに4WDはありますか?
ありません。前期も現行も全車FF(前輪駆動)で、MTやハイブリッドの設定もありません。
福岡で在庫が少ない時はどうすればいいですか?
九州全体や本州まで探す範囲を広げると候補が増えます。その場合は陸送費と登録費用を含めた支払総額と、地元で整備や保証を受けられるかを確かめてみてください。
まとめ
- T-Crossの中古は、2024年10月より前の前期か現行かでまず分ける
- 前期も現行もエンジン・7速DSG・FFは同じで、違いは運転支援・灯火類・内装
- 価格重視なら2021年以降の前期、装備重視なら現行が狙い目
- 走行距離は年1万km前後が目安で、距離より整備記録を重く見る
- 遠方で買う時は支払総額・保証・地元での整備を確かめる





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