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VW T-Cross(ティークロス)の中古を探していると、『TSI 1stとか1st Plusとか、名前がいろいろあって分かりにくい』と感じますよね。
結論から言うと、2020年1月の販売開始から2024年10月のマイナーチェンジ前までが「前期」です。エンジンと変速機は後期と同じなので、運転支援やライトの装備差を許せるなら、前期の中古は予算を抑える選び方になります。
この記事を読めば、前期のグレードごとの当時の価格と、後期との違い、中古で見ておきたい点が分かります。
T-Crossの前期はいつからいつまで?
前期は、2019年11月27日に発表され2020年1月28日に販売が始まったモデルから、2024年10月1日に後期が出るまでの約4年半です。
前期の中にも、時期によってグレード名が変わっています。まずは名前と時期を並べておきますね。
| グレード名 | 出た時期 | 当時の価格(税込) | 出典 |
|---|---|---|---|
| TSI 1st(導入記念) | 2019年11月27日 受注開始 | 2,999,000円 | 公式リリース |
| TSI 1st Plus(導入記念) | 2019年11月27日 受注開始 | 3,359,000円 | 公式リリース |
| TSI 1st/1st Plus(一部仕様変更後) | 2020年12月4日 | 3,019,000円/3,379,000円 | 公式リリース |
| TSI Active | 2021年3月 | 約278万円 | メディア情報 |
| TSI Style | 2021年3月 | 約303万円 | メディア情報 |
| TSI R-Line | 2021年5月 追加 | 公式で未確認 | メディア情報 |
| Copper Style(特別仕様車) | 2023年9月25日 | 約387万円 | メディア情報 |
TSI Active・Style・R-Lineは、後期にも同じ名前のグレードがあります。名前だけで前期か後期かは分からないので、ここは気をつけたいところです。

前期から後期まで、すべての世代の流れはT-Crossの歴代モデル一覧にまとめています。
TSI 1stと1st Plusは何が違う?
『1stとPlusで36万円も違うけど、何が違うの?』と思いますよね。
2つとも、日本導入を記念した特別仕様車です。1st Plusは1stより装備を増やした上位版という位置づけで、発表時の価格差は360,000円でした(2019年11月27日 公式リリース)。
ただ、細かい装備の差は、手元で確かめられた公式資料に一覧が無いんです。中古で比べる時は、その車の装備を1つずつ見るのが確実です。
- ナビが付いているか(純正ナビか、社外ナビか)
- メーターがデジタル(Active Info Display)か
- ACCなどの運転支援がどこまで付いているか
- ホイールのサイズ
- 2020年12月4日の一部仕様変更より前の車か後の車か
2020年12月4日の一部仕様変更では、ナビのDiscover Mediaとデジタルメーターの Active Info Displayが標準化されたと公式リリースにあります。この前後で装備が変わっているので、年式の確認は欠かせません。
例えば、販売店ではこんなふうに聞いてみてください。
「この1st Plus、登録はいつで、ナビとメーターは純正の標準品ですか?」
「2021年登録なので、仕様変更後の車です。装備の一覧をお出ししますね」
導入記念車の歴史は、T-Crossの特別仕様車・限定車でも紹介しています。
前期と後期はどこが違う?
ここが一番気になるところですよね!前期と後期の違いを、公式の数字で並べてみます。
| 項目 | 前期(2020〜2024年) | 後期(2024年10月〜) |
|---|---|---|
| 全長 | 4,115mm(R-Line 4,125mm) | 4,140mm(R-Line 4,135mm) |
| 全幅×全高 | 1,760×1,580mm(R-Line 全幅1,785mm) | 1,760×1,580mm(R-Line 全幅1,785mm) |
| 車両重量 | 1,270kg(2023年版諸元表) | 1,260kg |
| エンジン | 1.0L直3ターボ 116PS・200Nm | 1.0L直3ターボ 116PS・200Nm |
| 変速機・駆動 | 7速DSG・FF | 7速DSG・FF |
| WLTC燃費 | 16.9km/L | 17.0km/L |
| 市街地/郊外/高速 | 13.2/17.1/19.1km/L | 13.5/17.2/19.0km/L |
| Travel Assist | 全グレード標準ではない | 全グレード標準 |
| IQ.LIGHT | 設定なし | Style・R-Lineに標準 |
| フロントシートヒーター | 設定なし | Style・R-Lineに標準 |
前期の数値は2023年版の公式主要諸元表、後期は2026年36週以降生産車両の諸元表と、2024年の公式リリースによるものです。

走りの土台になるエンジンと7速DSGは共通です。燃費の差も、WLTCで0.1km/Lしかありません。
一方で、後期は運転支援のTravel Assistが全グレードに付き、Style・R-LineにはLEDマトリックスヘッドライトのIQ.LIGHTも付きます。ダッシュパッドがソフト素材になり、エアコンパネルがタッチ式になったのも後期からです。
マイナーチェンジの中身は、2024年マイナーチェンジで何が変わったかでくわしく見られます。
前期の中古を選ぶメリットと注意点
『結局、前期で困ることはあるの?』という方もいるはずです。いい点と気になる点を分けておきます。
- エンジン・変速機は後期と同じ1.0L TSIと7速DSG
- 荷室の広さや後席のスライドなど、使い勝手の土台は同じ
- 後期の新車(TSI Active 3,399,000円〜)より予算を抑えやすい
- 前期だけのボディカラーを選べる
- Travel AssistやIQ.LIGHTは付いていない車がある
- 年式によっては新車保証(3年・走行距離無制限)が切れている
- 装備が時期とグレードでばらばらで、比べにくい
前期だけの色には、マケナターコイズメタリックやエナジェティックオレンジメタリック、リーフブルーメタリックなどがあります。こうした色は現行のカラーリストには無いんです。
新車保証は3年・走行距離無制限です。2020〜2023年に登録された前期は、2026年10月時点で新車保証の期間を過ぎている車が多くなります。延長保証「ウォルフィ サポート」は一次ユーザー向けで、初度登録から37か月以降は加入できません。
保証を重く見るなら、正規ディーラーの認定中古車「Certified Pre-Owned」を候補に入れておくと安心です。価格は一般の中古車より上がりやすいので、差額と保証の中身を比べてみてください。
前期の中古を見に行く時のチェックリスト
ネットで候補が見つかったら、実車を見に行く前に確認したいことをまとめておきます。前期は登録から2年以上たった車がほとんどなので、状態の差が大きいんです。
- 整備記録簿が残っているか、定期点検を受けてきたか
- 7速DSGの発進や低速での変速に、違和感がないか試乗で確かめる
- 警告灯が点いていないか
- タイヤの溝と製造年(16〜18インチで交換費用が変わる)
- テンポラリースペアタイヤが積まれているか
- スマートキーが2本そろっているか
『試乗までしなくてもいいかな』と思う方もいるかもしれません。ただ、DSGの感触は乗ってみないと分からないので、前期の中古ほど試乗はしておきたいところです。
例えば、販売店ではこう聞いてみてください。
「DSGやエンジンまわりで、交換や修理をした記録はありますか?」
「記録簿を見ると、点検はディーラーで受けています。修理の履歴もお見せしますね」
故障しやすい箇所と修理費の目安は、T-Crossの故障しやすい箇所で確かめられます。
前期の中古で税金や燃料は変わる?
維持費の土台は、前期も後期もほぼ同じです。
| 項目 | 前期・後期共通 |
|---|---|
| 排気量 | 999cc |
| 自動車税(種別割) | 年25,000円(2019年10月1日以降の新規登録・自家用) |
| 重量税の区分 | 1.0t超1.5t以下 |
| 燃料 | 無鉛プレミアム(ハイオク) |
| 燃料タンク | 40L |
| ナンバー | 3ナンバー |
前期は2019年11月の受注開始ですが、登録は2020年1月以降なので、自動車税は年25,000円の区分になります。
燃料はハイオクなので、燃費だけでなく燃料代の単価も見ておきましょう。年間の維持費はT-Crossの維持費の内訳で計算しています。
前期の中古を在庫から絞る手順
中古車サイトで「tクロス」と入れると、前期も後期も一緒に出てきますよね。条件を決めてから絞ると、見比べる台数がぐっと減ります。
- 予算の上限と、欲しい年式の範囲を決める(前期なら2020〜2024年)
- グレードをTSI 1st/1st Plus/Active/Style/R-Lineから選ぶ
- 走行距離の上限を決める
- 修復歴なし・整備記録簿ありで絞る
- 残った車で、ナビ・運転支援・保証の有無を見比べる

前期と後期の見分けに迷った時は、全長の数字か、ヘッドライトやテールランプの形を見ると早いです。後期のStyle・R-Lineには、Xデザインの3D LEDテールランプが付いています。
『安い車ほどお得に見えるけど、大丈夫かな』と迷ったら、保証と整備記録の有無を先に見てください。値段の安い理由は、T-Crossの中古が安い理由で見られます。
条件が決まったら、中古車ポータルで在庫を絞り込んで、何台か並べて見るのがおすすめです。
VW T-Cross買いたいドットコム
VW T-Crossの値段、先に相場を見ておく
今の車の買取相場と、VW T-Crossの値引き・総額の目安を先に知っておくと、商談で迷いにくくなります。
無料今の車の買取相場を調べる※相場は年式・走行距離・状態で変わります。
新車との差額を比べたいなら、T-Crossの値引き相場と交渉の順番も合わせて見てみてください。後期の新車がいくらで買えそうかが分かると、前期の中古の価値も判断しやすくなります。
次期型を待つかどうかで迷う方は、T-Crossのフルモデルチェンジ情報もどうぞ。
よくある質問
T-Crossの前期はいつまでのモデルですか?
2020年1月28日の販売開始から、2024年10月1日に後期(マイナーチェンジ後)が発売されるまでのモデルです。発表と受注開始は2019年11月27日でした。
TSI 1stとTSI 1st Plusの価格はいくらでしたか?
2019年11月の発表時はTSI 1stが2,999,000円、TSI 1st Plusが3,359,000円でした。2020年12月の一部仕様変更後は3,019,000円と3,379,000円です(いずれも税込・公式リリース)。
前期と後期で燃費は違いますか?
WLTC燃費は前期16.9km/L、後期17.0km/Lで、差は0.1km/Lです。エンジンと7速DSGは前期・後期とも同じ1.0L TSIです。
前期の中古にTravel Assistは付いていますか?
後期はTravel Assistが全グレード標準ですが、前期は全グレード標準ではありません。付いているかは車ごとに装備表で確かめてください。
前期の中古で保証は付きますか?
新車保証は3年・走行距離無制限なので、登録から3年を過ぎた車は切れています。保証を重く見るなら認定中古車のCertified Pre-Ownedを検討してみてください。
まとめ
- 前期は2020年1月から2024年10月の後期発売まで
- TSI 1stは2,999,000円、1st Plusは3,359,000円で登場した導入記念車
- エンジン・7速DSGは後期と同じで、WLTC燃費は16.9km/L
- 後期との差はTravel Assist標準化、IQ.LIGHT、シートヒーター、全長など
- 前期は新車保証が切れている車が多いので、保証と整備記録を先に見る





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