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VW T-Cross(ティークロス)が気になっているけれど、『輸入車って、買ったあとにお金がかかりそう』と不安になっていませんか。
結論から言うと、T-Crossの維持費は駐車場代を除いて年30万〜50万円程度が目安です。排気量が1.0Lなので、自動車税は国産コンパクトと同じ年25,000円で済みます。
この記事では、毎年決まってかかるお金と、乗り方で変わるお金を分けて、ひとつずつ数字で見ていきます。
VW T-Crossの維持費は年間いくら?先に全体像
まずは全体の数字から見ておきましょう。年1万km走る、という前提で試算しています。
| 項目 | 年間の目安 | 決まり方 |
|---|---|---|
| 自動車税(種別割) | 25,000円 | 排気量999cc=1.0L以下の区分 |
| ガソリン代 | 約10.6万〜13.8万円 | 燃費とハイオク価格で変わる |
| 任意保険 | 数万〜十数万円 | 等級・年齢・車両保険の有無 |
| 車検(2年に1回を年割り) | 約5万〜10万円 | 法定費用+点検整備+交換部品 |
| オイル・点検などのメンテナンス | 約2万〜5万円 | 店と交換時期で変わる |
| タイヤ(交換費用を年割り) | 約2万〜4万円 | サイズと銘柄で変わる |
| 合計(駐車場代を除く) | 約30万〜50万円 | 上の項目を足した試算 |
ガソリン代は、ハイオクを1Lあたり180円と仮定して計算しました。保険・車検・メンテナンスは条件で大きく変わるので、幅で出しています。
『思ったより高い』と感じた方もいるかもしれません。ただ、このうち確実に決まっているのは自動車税だけで、ほかは選び方次第で下げられるんです。
T-Crossの維持費でいちばん大きいのはガソリン代と任意保険です。税金は1.0L以下なので軽く、車検や消耗品は「どこに頼むか」で差がつきます。

毎年決まってかかるのは自動車税の25,000円だけ
T-Crossのエンジンは、全グレード共通で1.0L直列3気筒ターボ(999cc・116PS/200Nm)です。
自動車税(種別割)は排気量で決まるので、T-Crossは「1.0L以下」の区分になります。2019年10月1日以降に新規登録した自家用乗用車なら、年25,000円です。
| 比べる点 | VW T-Cross |
|---|---|
| 総排気量 | 999cc |
| 自動車税(種別割)の区分 | 1.0L以下 |
| 年額 | 25,000円 |
| 車両重量(現行型) | 1,260kg |
| 重量税の重量区分 | 1.0t超1.5t以下 |
『輸入車だから税金も高いのでは?』と思われがちですよね。
実は、税金は国産か輸入かでは変わりません。排気量と重さで決まるんです。
一方で、全幅が1,760mm(R-Lineは1,785mm)あるので、ナンバーは3ナンバーです。とはいえ、3ナンバーだから税金が上がる、ということはありません。
自動車重量税は毎年ではなく、車検のときに2年分をまとめて払います。T-Crossは車両重量1,260kgで「1.0t超1.5t以下」の区分です。詳しくはT-Crossの自動車税と重量税で見ています。
ガソリン代はハイオク指定。走る距離でこう変わる
維持費のなかで、いちばん金額が大きくなりやすいのがガソリン代です。
T-Crossの燃料はハイオク(無鉛プレミアム)指定です。燃料タンクは40Lで、WLTCモード燃費は全グレード17.0km/Lです(現行型・国土交通省審査値)。
カタログ燃費どおりに走れる人はあまりいません。そこで、WLTC値の17.0km/Lと、街乗り中心を想定した13km/Lの2通りで計算してみました。
| 年間走行距離 | 17.0km/Lの場合 | 13km/Lの場合 |
|---|---|---|
| 5,000km | 約5.3万円 | 約6.9万円 |
| 10,000km | 約10.6万円 | 約13.8万円 |
| 15,000km | 約15.9万円 | 約20.8万円 |
ハイオク1Lを180円と仮定した試算です。実際の燃料価格は地域と時期で変わるので、近所のスタンドの価格に置き換えてみてください。
『レギュラーを入れたら安くなるのでは?』という声もよく聞きます。ただ、メーカーがハイオクを指定している車なので、レギュラーを入れるのはおすすめできません。
ちなみに、WLTCの内訳は市街地13.5km/L、郊外17.2km/L、高速19.0km/Lです。通勤で渋滞が多い方は、市街地の数字に近くなると考えておくといいですよ。
実際のオーナーがどれくらい走れているかはT-Crossの実燃費で詳しく見ています。
- 急な加速を減らし、一定の速度で走る
- タイヤの空気圧を月に1回は確かめる
- 不要な荷物を積みっぱなしにしない
- 給油はポイントや会員価格のあるスタンドにまとめる
任意保険は条件しだい。車両保険の付け方で大きく変わる
任意保険は、同じT-Crossでも人によって金額がまったく違います。
等級(無事故の年数で上がる割引)、運転する人の年齢、車両保険を付けるかどうか。この3つで、年間の保険料が数万円から十数万円まで動きます。
例えば、こんな相談がよくあります。
「新車で買ったので、車両保険は付けたほうがいいですか」
「ローンが残っている間は、付けておく方が多いですね」
T-Crossの車両本体価格は、TSI Active 3,399,000円、TSI Style 3,734,000円、TSI R-Line 4,034,000円です(メーカー希望小売価格・税込・2026年1月1日改定後)。車両保険の金額はこの価格がもとになるので、上位グレードほど保険料も上がりやすくなります。
初めて車を持つ方や、等級が低い方は保険料が高くなりがちです。家族の等級を引き継げるか、保険会社に聞いてみてください。
保険料の決まり方と下げ方はT-Crossの任意保険料の目安と下げ方でまとめています。
車検・点検・消耗品は「どこに頼むか」で差がつく
新車で買ったT-Crossは、最初の車検が3年後、その後は2年ごとです。
車検費用は、重量税・自賠責保険・印紙代の法定費用と、点検整備の料金、交換部品の代金でできています。法定費用はどこで受けても同じですが、整備と部品はお店で差が出ます。
- 新車から3年後に初めての車検を受ける
- その後は2年ごとに車検を受ける
- 車検の間に、オイル交換や法定点検を受ける
- タイヤやバッテリーなどは、減り具合を見て交換する
正規ディーラーで車検を受けると、輸入車に慣れた整備士がみてくれる安心感があります。そのぶん、整備料金や部品代は高めになりやすいです。
費用の目安や、安く抑えるコツはT-Crossの車検費用で見ています。
オイル交換とタイヤも予算に入れておく
オイル交換は、だいたい年に1回前後が目安です。指定の規格のオイルを使う必要があるので、交換時期と量はT-Crossのオイル交換で確かめてみてください。
タイヤはグレードでサイズが違います。
| グレード | 標準タイヤサイズ |
|---|---|
| TSI Active | 205/60R16 |
| TSI Style | 205/55R17 |
| TSI R-Line | 215/45R18 |
インチが大きくなるほど、タイヤ代は高くなりがちです。R-Lineの18インチは見た目がいい反面、交換時の出費は16インチより重くなると考えておきましょう。
交換費用やスタッドレスの話はT-Crossのタイヤサイズと交換費用で詳しく書いています。
輸入車ならではの出費。保証が切れたあとに備える
『輸入車は壊れたときが怖い』という声も、よく聞きますよね。
T-Crossの新車には、3年間・走行距離無制限の一般保証が付いています。保証期間中なら、故障の修理代を自分で払う場面はかなり少なくなります。
気をつけたいのは、保証が切れた4年目以降です。そこで用意されているのが、延長保証「ウォルフィ サポート」です。
| 契約のタイミング | +1年 | +2年 |
|---|---|---|
| 新車時契約 | 48,000円 | 84,000円 |
| 車検時契約 | 86,000円 | 177,000円 |
| オンライン契約 | 64,000円 | 99,000円 |
価格は2026年10月現在・税込で、T-Crossは「クラス1」の区分です。新車時の契約がいちばん安く、新車登録日から60日以内という条件があります。
5年以上乗るつもりなら、新車時に+2年の84,000円を払っておく考え方もあります。年に割ると、維持費の中では小さめの金額です。
- 5年以上は乗り続けるつもり
- 修理代の急な出費を避けたい
- 3年以内に乗り換える予定
- 修理代は貯金でまかなえる
どれくらいの年数・距離まで乗れるかは、T-Crossの寿命とメンテナンスで見ています。
維持費を年間でぐっと抑える5つのコツ
ここまで見てきたとおり、T-Crossの維持費は自動車税以外、工夫で下げられます。
- 任意保険は毎年、複数社の見積もりを取る
- 車両保険は免責金額を設定して保険料を下げる
- 車検はディーラーと輸入車に強い整備工場で見積もりを比べる
- タイヤは純正サイズを基本にし、インチアップは慎重に
- 新車時に延長保証を付けるか、購入前に決めておく
特に効くのは保険の見直しです。同じ補償内容でも、会社によって年間で数万円違うことがあります。
逆に、ハイオクをレギュラーに替える、点検を飛ばす、といった節約はおすすめしません。
例えば、オイル交換を先延ばしにしてエンジンの調子を崩すと、交換代の何倍もの修理代になることがあります。あとで修理代がかさむと、維持費の節約が帳消しになってしまうからです。
今の車を手放すお金も、維持費の一部
『T-Crossに乗り換えたら維持費は上がるの?』と迷っている方も多いはずです。
その場合は、今の車の維持費と並べてみるのがいちばん分かりやすいです。今の車が古くて税金が重くなっていたり、車検が近かったりすると、乗り換えた方が年間の出費が減ることもあります。
乗り換えの予算を考えるなら、今の車にいくら値段が付くかを先に知っておくと計画が立てやすくなります。
購入の予算をさらに下げたい方は、T-Crossの値引き相場と交渉の順番も合わせて読んでみてください。

よくある質問
VW T-Crossの維持費は年間いくらくらいですか?
年1万km走る場合、駐車場代を除いて年30万〜50万円程度が目安です。保険の等級や車検を頼む店で大きく変わります。
T-Crossの自動車税はいくらですか?
排気量999ccで1.0L以下の区分なので、年25,000円です(2019年10月1日以降に新規登録した自家用乗用車の場合)。
T-Crossはレギュラーガソリンでも走れますか?
燃料はハイオク(無鉛プレミアム)指定です。メーカー指定の燃料を入れるのが安心です。
国産のコンパクトSUVより維持費は高いですか?
自動車税は同じ排気量なら変わりません。差が出やすいのは、ハイオク指定によるガソリン代と、保証が切れたあとの修理・部品代です。
延長保証は入ったほうがいいですか?
5年以上乗るなら検討する価値があります。新車時契約なら+2年で84,000円(2026年10月現在・税込)と、車検時に入るより安く設定されています。
まとめ
- T-Crossの維持費は、駐車場代を除いて年30万〜50万円程度が目安
- 自動車税は1.0L以下の区分で年25,000円
- ガソリン代はハイオク指定で、年1万kmなら約10.6万〜13.8万円(1L180円で試算)
- 任意保険と車検は、条件と頼む店で大きく変わる
- 5年以上乗るなら、新車時に延長保証を付けるかも考えておく





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